創作メモ


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蟹山伏

かつて日本の山々に現れ人々を恐れさせた妖怪。妖怪ではあるが仏の遣いとしての側面が強く、人間を食べる事は無い。修行を怠ったり慢心したりする僧を懲らしめるという性質故、恐れられる一方で敬われる事もあったという。

能力

幻覚や怪力といった妖術に加え、仏の加護によって雨雲を操ったり地上で大津波や渦潮を起こすことができる。高い再生能力を持ち、バラバラになったり首が飛んでも死ぬことはない。

蟹山伏の身体は1つの核と数多の蟹の魂からできており、傷の再生や妖術の使用の際に魂を消費する。魂を使って手下を生み出す事も出来、手下達は個々の意思を持ちながらも情報共有が可能。

弱点

聖職者の信仰や神仏の加護が付与された攻撃に弱く、独鈷や御札の攻撃には傷の再生が間に合わない。また、手下を召喚している間は本体の再生力が低下するため一般的な武器攻撃も通る。


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人物

黒い法衣に袈裟を纏った、赤髪に水色の瞳の少女。口調は荒いが性格は比較的温厚で話が通じやすい。身体に宿る数多の魂のうち、核にあたる魂の性格が表出しており、配下として召喚されない限り他の魂の人格が出てくる事はない。人間は妖怪を恐れるものだと考えており、物怖じしない人間を相手にすると動揺してしまう。