半月ぶりくらいのブログだね
リアルが忙しかったもんだからさ、あと単に書きたいことがなかった
休日に車出したりもしてたんだけど写真だけ撮ってめんどくさくなっちゃった(それはまた今度書くね)
今回は俺が活字で駄弁るだけの回
それはそれとしてさ、鬼滅人気すげぇね!元々TLでちょいちょい呟き見かけるくらいだったんだけど最近はもうみんな鬼滅の話よ
むざん様がブラックだとかぜんいつが可愛いくらいの知識しか無かったんだけどここ最近で俺もいろいろ勉強する機会に恵まれた
土曜プレミアムで二週連続でやってくれたんだよね、ありがてえー
あとなんか関東ローカル?とかやってたらしいけどね、へっ、ようござんしたね!東北の田舎坊主にゃ縁の無い話よ!
流行りの漫画とかアニメにはなにかと疎いんだよね、鬼滅ブームのTLでもフォロワーが普通に鬼滅履修済でビビったよ、みんな流行に強すぎるよ、置いてかないでくれよマジで
はい!鬼滅の話しまーす!
俺が流行に疎いジジイだって話はどうでもいいの!土曜プレミアムでやってた鬼滅すっごい良かったよね!って話です!
まず鬼ね!鬼滅において鬼抜きには語れないよな!あの世界の鬼はね、本当にやることがえげつない
人を恐怖に陥れる鬼というものの在り方が本当にしっかりしている!
まず身体能力ね、人間とは次元が違う
目で追えない程の速さで人間に近付く、腕の力は木や人の骨を容易にへし折る、跳躍力も高く一瞬で木の上までジャンプする
アニメでもこの辺の作画が本当に良くて「人間技ではない」ってのがビンビンに伝わってくるんだよね
そして再生能力!あのね、人外が再生能力持ってるの俺めちゃくちゃ好きなんすよ
ハガレンのホムンクルスとかさ、首がぶっ飛んでも真っ二つになってもすぐ生き返るわけ
人間じゃないってのを伝えるのに再生能力ってのはホント良いもんだよね、致命傷を受けたのにへらへら笑いながら傷が塞がったらめちゃくちゃ怖ぇもんね
この身体能力と再生力、これ2つあったらなんかもう「勝てるわけない」って思うよね
それが凄く大事!
「人間が敵う相手じゃない」「敵意を向けられるような事があれば自分は殺される」「恐ろしい」…そう、恐ろしい!
妖怪を強くするのは恐怖、ましてや妖怪代表ともいえる「鬼」は恐ろしくなきゃいけない
悪役である鬼が恐ろしいほど、それから人間を守る英雄は輝いて見える
鬼滅の刃ではそれがとても強く描写されている
炭治郎の家族の死体、鱗滝さんの弟子を「どうやって殺したか」「殺される前にどういう表情をしたか」鮮明に語る腕鬼、捕まえた人間を骨や臓物がぐちゃぐちゃになるまで使役する母蜘蛛 等…
子供が見るには、いや何なら大人的にも残酷と言わざるを得ない程にこの作品の鬼は非常に残酷に描かれる
だからこそ鬼は倒すべき「悪」になる
ちょっと話は変わるけど、かちかちやまという昔話がある
おじいさんを困らせる悪いたぬきがうさぎどんによってこらしめられる話
最近だと子供向けにマイルドな話に書き換えられてるんだけど…
原作だとこの狸
・お爺さんの畑を荒らす
・怒ったお爺さんの仕掛けた罠にかかった所を助けてくれたお婆さんを惨殺する
・お婆さんの皮を被り、お婆さんの血肉で作った鍋をお爺さんに食わせる
・爺が婆汁食った と歌いながら逃げる と
とんでもない暴れっぷりを発揮している
だからこそうさぎどんの「背中に火を点ける」「泥船が壊れて溺れた所を櫂で何度も殴打する」という報復も正当なものになる(この後狸は溺死する)
長話になっちゃったけど…
悪役がちゃんと悪逆非道でないと、正義は正義として認められない、報復が過剰だとそれは批難の対象にすらなる
だからこそ、鬼滅の刃では鬼の残酷さが作品をとても魅力的なものにしているように思える
兄の手を求めた腕鬼、失い忘れてしまった家族の絆を求めた累…鬼側にも鬼側の事情があり、それはとても悲しいものだ
けれど事情があっても尚、許されるものではない
だから最後には頸を斬られ、死ぬ
嗚呼なんと良い悪役、素敵な悪役、悲しいドラマを持ちつつも「じゃあ仕方ないな」とはならない悪、でも救われて欲しくもある悪…
二週分の土曜プレミアムと日曜に無限列車編見ただけの俺だがすっかり鬼滅の刃の虜になっちまったよ…推せるぜ…この作品…
ホントはキャラ毎のここすきポイントとかも話したかったんだけど、作中の鬼の在り方が良すぎて全部それになっちゃった
ここまで読んだ人は凄ぇよ、話長いキモオタクでごめんな!オタクの割に流行には疎いけどな!
今回はここまで、じゃあね